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2006年8月29日 (火)

新編 性悪猫 -やまだ紫

御伽草子―マンガ日本の古典 (21) Book 御伽草子―マンガ日本の古典 (21)

著者:やまだ 紫
販売元:中央公論社
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何もないのもさみしいので...。(アフェリエイト目的じゃないから、報酬対象外でもリンクはらせてほしい...)

 

 「性悪猫」はちくま文庫ででていますが、マンガです。

 短編集で、名前もない猫達の、一人語りや、会話のたぐいばかりです。

 絵は、トーンもほとんどはられていない、手で書き込んだ、味わい深い、あったかい絵です。

  

 元野良猫が家猫になってからの、失くすものをもってしまったかすかな恐れ。

 子供を産んだばかりの母猫は、「子を産むとき、母親の私も一緒に産んだ」と言う。

 春がくるのを感じてわくわくして、布団にすりすりしたくなる気分。

 雨で淋しいから、子猫のように、砂袋のように抱いていてよ、と、飼い主に甘える日。

 

 人が主人公でもいいじゃないか、と、最初に読んだとき思いました。

 でも、人はこんな風にストレートにはものを思えない。

 猫じゃなかったら、きっとしっくりこない。

 性悪猫とは名ばかりの、物思う猫たちの気持ちはあんまりまっすぐで、素直に「そうだね」といってあげたくなる。

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