« 十皿の料理ーコート・ドール 斉須 政雄 | トップページ | The Greatest Hits -SWEETBOX »

2006年8月 3日 (木)

嫌うよりも悪い

 うすうす気づいてはいたのだけど、どうも自分は人より間口が広い。

 アニメオタク、鉄道オタク、ギャンブル、風俗、同性愛。
 相手がどんな趣味を持っていても、「キモい」「ありえない」なんて拒否権が発動することはまずない。
 だって、「はまっている」という点では、みな同じ。そして、自分が経験した事ない趣味に対して頭ごなしに拒否するのもどうかと思うし。
 
 この間、友達に言われた。
 「あんたが、駄目な分野って何さ?」
 その友達の彼女が、パチンコに行ったことがないというので誘ったら、彼氏であるその友達に怒られたあげくのセリフだった。
 自分の彼女にそういう場所にはいって欲しくない、との考えはわかる。でも、「行きたい」と言う彼女より「誘った」私の方が悪い、という彼はどうかと思うが、それはさておき。
 
 駄目な分野といわれて、しばし考えてしまった。
 自分がやらないものは数多くあるけど、他人がそれをやっていて受け入れられないもの。
 
 ないかもしれない。
 
 例えば、人や動物を傷つける事は嫌だ。麻薬のような、法に触れる事だったら心配だ。
だけど、相手がそれを納得の上で行っていて、瞳を輝かせて話されたら、私は受け入れてしまうかもしれない。
その人がそれを欲する理由、心の闇のようなものに魅かれてしまうような気がする。

 そして、相手が、納得してやっている事に対して、他人が何を言えるだろう。
相手にだって、考える頭はあって、そこにたどりつく背景があって。そんな事を考えると何もいえない。
それともただ単に、私が自分の意見を相手に押し付けるのが苦手なだけなのかもしれない。

 そして思う。
 間口があまり広いのは、無関心と同等なのかもしれない。
 それは、拒否より、嫌うより、なお悪い。相手に興味を持っていない証拠だ。
 
 「嫌いにならない」。それは「好きにならない」と背中あわせだ。
 「好かれている実感がない」と、昔つきあっていた人に言われた事を思い出す。
 

|

« 十皿の料理ーコート・ドール 斉須 政雄 | トップページ | The Greatest Hits -SWEETBOX »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

僕も間口広いです。僕の場合は八方美人なんですけどね。

>「嫌いにならない」。それは「好きにならない」と背中あわせだ。
そうとは限らないでしょ。嫌いにならないとは、好きなところを見つけることと考えてます。

投稿: みはりや | 2006年8月 3日 (木) 22時12分

>みはりやさん
 そうですね。確かに好きなところをみつけてしまっているところもあるのだと思います。
 ただ、強烈に好き嫌い激しい人と比べると、うーん。自分はどうかな、と(ーー;)。

投稿: ももんが | 2006年8月 4日 (金) 01時06分

好奇心が子供と同じレベルで維持できる(維持できてきた)のはひとつの才能ですから、だと受容して大切にされるといいと思います。

大人になるというコトは固定化したりルーティン化してしまうことだから。老化もそうだし。

チャーリーも内心自分が子供っぽいと思うことがあります。そういうときは大人を装うようにしています。

投稿: チャーリー | 2006年8月 4日 (金) 04時28分

>チャーリーさん
 私が上手く説明できない気持ちを、なんて的確についてくるんでしょう。
 好奇心を持っている。それを誇りに思ったり、大人気ないと思ったり、いまいち、潔くなれません。ただヘタレな事ばかり書いているので信憑性がないですが、そういう自分が決して嫌いではありません。
 本当にいつも、ありがとうございます。

投稿: ももんが | 2006年8月 5日 (土) 00時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/36039/2911875

この記事へのトラックバック一覧です: 嫌うよりも悪い:

« 十皿の料理ーコート・ドール 斉須 政雄 | トップページ | The Greatest Hits -SWEETBOX »