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2006年8月28日 (月)

モモ -ミヒャエル・エンデ

モモ Book モモ

著者:ミヒャエル・エンデ
販売元:岩波書店
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「バターとはちみつを塗ったパン」をしばらく真似して食べました

 

 中学生の頃、当時ストレスの溜まっていた姉の、ありとあらゆる話を聞いていました。

 年上の姉に、アドバイスめいた事をいえるようになったのは就職してからで、当時は思うことがあっても口には出せませんでした。

 ただただ、聞いていただけです。

 そして、聞いているうちに、姉が欲しいうけこたえがわかるようになりました。 

 多分、今、こういってほしいのだろうな、という事がなんとなくわかる。

 たとえ私が本当に思った感想とは違ったとしても、たとえそれが相手のためにはならなくとも、相手が欲しいセリフをいってあげる。ある意味、最低な能力、行動かとは思います。

 ただし、そんな聞き役は、ある程度若い女の子、もしかしたらどんな女の人にも、理想の相手なのは間違いなく、その結果、その後何年も、ありとあらゆる友達の聞き役になっていました。

 何人かは、毎日電話をしてくるぐらい。

 私のプライベートの時間など気にせず、話すだけ話して、そして、満足して電話をきっていく彼らは、悩みを話す以外の目的で、私に連絡をとってくることはついぞありませんでした。

  

 今はもう、私は聞き役ではありません。

 相手が欲しいセリフを言うより、自分が思った事をいうようにしています。

 聞くだけでなく、私の話も相手にします。

 それが分相応。

 あの当時、私は「モモ」のように話を聞いていたつもりでしたが、やっぱり「モモ」とは全く違ってたもの。

 もし、もう一度、「聞き役」になるときは今度こそ、モモのように、と思います。

 そうなるには、おばあちゃんになるくらいまでじゃないと無理だと思いますが。

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