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2006年11月16日 (木)

だから、あなたも生きぬいて -大平 光代

だから、あなたも生きぬいて Book だから、あなたも生きぬいて

著者:大平 光代
販売元:講談社
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その強さに、あこがれる

 自分の性格は、たいへんに「甘ちゃん」だと思います。

 末っ子なせいか、上のやることをみて上手にまねて、無駄によろいだけは厚くなっていたので、中身はへろへろに弱いです。

 それでも、学生のうちはごまかしもききますが、社会人になって、ひとりで戦おうとおもったとき、その弱さに愕然としました。

 弱さを認めたくないとき、いじめっ子になります。

 弱さに卑屈になってしまっているとき、いじめられっこになっています。

 そしてどちらの場合も、その時点では気づいていないということが問題でもあり救いにもなっています。本当は気づいたほうが、そこで戦った方が、強くなるのだろうな、とも思います。

 だから大平 光代さんのように、自分の甘さ、弱さを克服した人は、弱さを知っている分だけ、誰より強いと感じます。

 

 大平さんは中学の時のいじめが原因で自殺をはかり、友達と距離をおかれ、極妻にまでなった経験のある方です。

 彼女は20代すぎに中学生程度の学力もろくにないところからスタートし、まわりにはげまされながら大検をうけ、司法試験をうけて弁護士という職につきました。

 だから、あなたも生きぬいて。

 読んだあとは、この、一見、陳腐とも思ってしまうタイトルに重みが加わります。

 ここのところのいじめの話題に対して、いじめる側の気持ちもいじめられる側の気持ちも、わかるようで本当には私にはわかりません。私が持っている体験はあくまで私個人の体験で、それぞれがみな、違う痛みを持っているだろうと思います。

 ただ、生きてさえいれば何だってできる。それはまわりへのリベンジだけでなく、償いも。少なくとも、大平さんがここにその一例を証明してくれています。

 だから、読んでもらいたいな、と思います。迷っている全ての子供に、そして大人に。

 あこがれるだけでなく、勇気をもらえた気分になって、自分におこった色々な出来事、プライベートや仕事での逆境をばねにする元気がでてきます。

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