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2006年11月 4日 (土)

木を植えた人 -ジャン・ジオノ

木を植えた人 Book 木を植えた人

著者:ジャン・ジオノ,ジャン ジオノ
販売元:こぐま社
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「木を植えた男」という名で絵本にもなってます

 農家の仕事は地味です。

 土を掘り起こす。種をまく。

 消毒をし、草をとり、間引きをし、水をやる。

 単調な事の繰り返しを、けれど確実におこなわなければ何も実らない。

 それをみながら育ってきたくせに、私の性格はこんなにせちがらい。

 「のんびり屋でおっとりしている」との評をいただいていたのは、保育園の時だけです。

 いったい何があって、今の性格になったのだろう、と少し不思議です。

 そして、「のんびり屋でおっとり」の方が、やっぱり自分の本質なのではないかとも少しだけ思ってます。

 

 「木を植えた人」の主人公が出会う男は、農家のひとではありません。

 けれど強い望みではない、ささやかな願いのために、実に淡々と木を植える、種を埋めていきます。

 一見、地味な作業が、実をつけてゆく、力になってゆく。

 

 会社の仕事も同じだと思います。

 惰性でなく、日々の仕事を淡々とこなしながら長く勤めている方には、フットワーク軽く、といえば聞こえがいいが、転職をちょろちょろして器用貧乏な私のようなタイプにはつかめない、しっかりとした力強さ、この本の主人公のような、お百姓さんのような粘り強さを感じます。

 「のんびり屋でおっとり」のままの性格だったら身につけられたものなのだろうか、と思うときもありますが、今いる自分が決して嫌いじゃないから仕方ありません。

 フットワーク軽く動いたのが今までの経験ならば、ねばり強さを身につけるはこれから経験すればいいじゃないか、と思います。

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