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2007年1月24日 (水)

裁判長!ここは懲役4年でどうすか - 北尾 トロ

裁判長!ここは懲役4年でどうすか Book 裁判長!ここは懲役4年でどうすか

著者:北尾 トロ
販売元:文藝春秋
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不謹慎といわれれば返す言葉もないですが

 裁判というものは、映画や本やドラマ以外に縁がないです。

 だから、誰でも傍聴できるとはいえ、世の中に裁判マニアさんがいるなんて思いもしませんでした。

 いるんですね。

  

 この本は、やはり裁判初心者の北尾さんの、裁判ウォッチャーとしてのルポの数々。

 有名人やオウム関連の裁判だけでなく、一般人の裁判風景。詐欺や麻薬所持、わいせつ行為に、殺人事件。

 もちろん許可とったり少々内容を変えたりしてるのだろうけど、書いちゃっていいんだろうか?と思うくらい、実際の裁判の内容および状況が書かれてて興味をそそる。

 傍聴してみたいけど、こういうところがわからない、としり込みしてしまう初心者向けに、こういう裁判をおすすめとか、スケジュールの見方なんていうアドバイスもある。

 裁判を受けている人および関係者からみたら、不謹慎もはなはだしいのですが、この本を読んで、ちょっと行ってみようかなと思ってしまうくらいにそそられてしまいます。

 

 一番、興味深かったのは交通事故の裁判。

 北尾さん自身も「交通事故の恐ろしさのビデオに裁判の様子を流せばいい」と書いています。

 この本を読んだだけでも、安全運転するようにしよう、としみじみ思ったくらいなのだから、実際に傍聴した日には、二度と運転できなくなるかもしれないな、と感じました。

 注意一秒、怪我一生、どころではないのです。 

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コメント

ももんがさん

交通事故の被害にあったチャーリーとしては、絶対読めない本みたいです。

最近傍聴マニアが増えてる話、いろいろな処で見聞きします。マニアは自らの裁判の時に、傍聴マニアのことを愛せるものかどうか。できるなら愛せる方であってほしいです。明日は我が身ですから。

投稿: チャーリー | 2007年1月24日 (水) 04時48分

>チャーリーさんへ

 あくまでここでは加害者になったとき恐ろしさですが、本当の交通事故の実際の恐ろしさの比ではないと思います。
 ただチャーリーさんが読んで、追体験されたら申し訳ないのでおすすめはやっぱりおすすめはできませんが...。
 
 この本は、読んだだけで「どんなに自分がつらくとも自分以外にとっては他人事なんだ。ショータイムなんだ」と認めざるをえないほど不謹慎ぎりぎりな目線です。
 その目線ゆえ、明日はわが身にならないよう、気をひきしめたくなりました。
 だからフォローをするつもりではないですが、日頃傍聴されている方々というのは、もっと腹をくくっているのではないか?と思います。なんとなく。

投稿: ももんが | 2007年1月25日 (木) 00時38分

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