« Solitude Standing -Suzanne Vega | トップページ | ルービックキューブ »

2007年2月 1日 (木)

骨董あなろ具屋 -山野 りんりん

骨董あなろ具屋 2 (2) Book 骨董あなろ具屋 2 (2)

著者:山野 りんりん
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ほっとするお茶のような話

 昔ながらの古道具屋さんが、実家の町にはありました。

 平屋作りの店はいかにもな木枠のガラス戸。店の外にはごみとみまごうばかりの、でも今時のカラフルなごみとは全く違う、黒、茶色、こげ茶色のものが山ほどつまれていました。

 たくさんの革靴。厚い板で組まれた踏み台。スチームでもなんでもないアイロン、基本のたんす、そして一着だけぶらさがってる毛織物のジャケット。

 手書きの値段が書かれていたから、売り物なのでしょう。

 お店の前を通るたびに、気になってしまっていました。店内にある、外からはみえない品にも、外からはみえない店の主人にも。

 あのお店、売り上げはあるのか、品物はどこから仕入れているのか。知りたくてたまらないけど、まだまだ私には渋すぎる。
 結局、まだ一度も入ったことはありません。

 

 「骨董あなろ具屋」はそこまで渋くありません。古道具屋とアンティークショップの中間くらいです。

 この漫画はこのお店の商品にまつわる一話完結。
 お店を経営する夫婦はどこから品を仕入れてくるのか、ここで何かを買った人はなにかしら奇妙な体験をする。

 ただそれは、あっと驚くものじゃない。人によっては気づかないくらいの、ささやかな不思議。

 こんなお店、いってみたい。でもそれは多分、実家のあの古道具屋さんの常連になるくらい可能性は低い。のだろうなあ、多分。

|

« Solitude Standing -Suzanne Vega | トップページ | ルービックキューブ »

「アニメ・コミック」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/36039/5159121

この記事へのトラックバック一覧です: 骨董あなろ具屋 -山野 りんりん:

« Solitude Standing -Suzanne Vega | トップページ | ルービックキューブ »