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2007年3月31日 (土)

失礼ながら予想外(BlogPet)

きのう、散歩するはずだったみたい。


四日間の奇跡」は未読で、小説の構成を説明するための見本としてこの本がなくて、読んだ気になっています。


  

 「四日間の奇蹟著者:浅倉卓弥販売元:宝島社A m a z o n.c o.j pで詳細を確認する

失礼ながら予想外

 著者、朝倉 卓弥さんの「ライティングデスクの向こう側」という本を人から薦められました。


 そう思える、素敵な奇跡の物語。



*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「がんもも」が書きました。

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2007年3月29日 (木)

おもしろくても理科 -清水 義範,西原 理恵子

おもしろくても理科 Book おもしろくても理科

著者:清水 義範,西原 理恵子
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

シリーズで社会科、算数、国語なんかもでています

 年々、くだらない質問にくらいついてきてくれる人が減ってきます。

 トリビアの泉、平静教育委員会等のTVが人気でる割りに、どうして通常の会話では、あまりのってくる人がいないのでしょう。とても不思議です。

 ある日、TVで数学の先生が、「コンパスでもパソコンでも描けない、正七角形、正13角形が、折り紙でなら作れる」と言っていました。

 心の底から驚いた私は次の日色んな人にいいふらしましたが、くいついてきたのはわずかな人数。しかも女の人では姉だけでした。さすが姉妹。

 

 「おもしろくても理科」は、タイトルどおり、学校で習ったであろう理科の内容を、もう少しネタに近い形で教えてくれている本です。しかもわかりやすい。

 東京ドームを太陽にみたてて、各惑星は日本のどの辺にあるのか。

 慣性の法則があっても空気が邪魔しているのに、何故、インディ・ジョーンズは電車の屋根から屋根へ飛び移れるのか。

 語り口調でそんな内容が語られる。でもそのわかりやすい文章すら、ずっと読んでくるとさすがにくらくらする。その絶妙なタイミングで入ってくる西原さんの挿絵および漫画もナイスです。

 何度も再読してから姉にあげました。姉はやはり何度も再読しているようです。

 そして私は最近また再読したくなって、また買ってしまおうか検討中。やはり姉妹としかいいようがありません。

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2007年3月27日 (火)

鋼の錬金術師 - 荒川 弘

鋼の錬金術師 16 (16) Book 鋼の錬金術師 16 (16)

著者:荒川 弘
販売元:スクウェア・エニックス
発売日:2007/03/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

あんまりはやっていていまさらですが

 錬金術師。

 この言葉で思い浮かべるものは中世ヨーロッパ、ホムンクルス、ありとあらゆる理科系の器材と、そして賢者の石。

 この漫画はその要素を巧みにとりいれながらも、立派にオリジナルになっている。

 上手いなあ、と思いました。

 通称「ハガレン」と言われるこの漫画は、錬金術があり、オートメイル(機械鎧)も、ホムンクルスも、ある世界の、ある少年達の物語。

 

 でもそれだけでは、きっとこんなに支持はされなかったと思います。

 主人公たちが願うことはあり、それをかなえることがこの物語の主題ですが、少年漫画にありがちな、少年が夢を追いかけるだけの話ではありません。

 いたずらに綺麗事だけいう大人もいなければ、悪者だけの悪者もいません。

 戦争も、政治も、辛いぎりぎりの線まで書かれています。そのなかには答えのでない問いもやまほどでてきます。

 でも、だからこそ、主人公たちの悩む姿も、まわりの大人達の潔さも、共感できる。

 世界が違っても、人が思うことは、願うことはいつだって同じ。

 身近な人の幸せを、笑顔を。

 それをきちんと描いている。続きが素直に気になる、おすすめの漫画です。

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2007年3月26日 (月)

昨年の桜

 夜桜を楽しむには、あんまりこころもとない咲き始め。

 でも、あの桜の木をどうしてもみたかった。

 去年、泣くことすらまだできずにいた頃、満開の桜を目の前にしてベンチに座りほうけてた。

 あの場所に、同じBGMで座ることは、いくらなんでもちょっと自己陶酔すぎやしないかと自分に思っていたけれど。

 雨上がりの月とセットならば、自分に言い訳ができる。

 あの時は昼で今は夜で、まだ枝ばかりが目に付く桜ではなく、その向うの上弦の月をみるだけだもの。

 回り道をしながら小一時間散歩をしてようやく座ったベンチで、その言い訳が本当であることを知る。

 同じBGMを聞きながら、しみじみ不思議に感じた。

 時間をかけた結果、つらいのになれたわけでも寂しいのになれたわけでもなかった。ただ懐かしく思うようになった。

 あんまり懐かしくて、その懐かしさがいとおしくて泣けてくる。 

 泣けたこと。泣く理由が違うこと。

 その二つの点で、去年より、私は多分幸せなのだと思った。

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2007年3月25日 (日)

ギター弾きの恋

ギター弾きの恋 DVD ギター弾きの恋

販売元:メディアファクトリー
発売日:2001/10/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ウディ・アレン版「道」

 どんなジャンルであれ、ちょっと破天荒なキャラ、波乱万丈の人生の方が、アーティストとしては魅力的。

 アーティスト本人の幸せを無視した、ファンの身勝手な願いですが。

 そんな偏見を見事についた、映画だと思う。

 これは天才ギタリスト、エメット・レイの伝記的映画。

 監督ウディ・アレン自ら、そして、有名どころの批評家のインタビューを間にはさみながら、エメットについてのあらゆるエピソードが描かれている。

 魅力的です。エメットの最後のアルバム、そしてこんな最低な彼が一途に崇拝したジャンゴ・ラインハルトのギターを聴いてみたくなりました。つまり、私もうっかりウディ・アレンにのせられたということでしょう。

 

 ショーン・ペンはあまり好きではありません。気の毒だけど彼の顔は小悪党面。でも今回はそれが素敵に似合ってます。そして恋人ハッティ役、サマンサ・モートンのキュートな目にすっかりやられました。エメットが、この恋人にはまった理由がよくわかる。一言もセリフがないのに、説得力がある、素敵な演技でした。

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2007年3月24日 (土)

うそつき

 何故こんなことしてるんだろう。自分でもわからないまま動くことがある。

 そういう時、無条件に自分を甘やかすようにしている。

 心がそれを求めているらしい、という事だけはわかるから。

 でも、後々それを思い出して理屈をつける。

 そんな蛇足的なことをよくしている。

 

 弱っているときには、人は誰かの手がほしくなるもののはずなのに。

 それなのにその手をとらなかった時がある。意固地になってそれを拒んだ。

 元気になった時にまたその手を離すかもしれない、それが怖いから、とそのときは判断してたけど、なんとなく腑に落ちなかった。

 だって、中途半端に弱っていたときには実に簡単にその手をつかんでいたから。

 

 どうやら違うみたいだ。

 あの時、私は体調が悪くておまけに疲れはててた。

 好きではない相手を、相手の悲しむ顔がみたくないという似非親切心だけで受け入れるほど余裕はなかった。

 いらない、と、本音を吐いただけのことだ。

 あそこまで弱らないと私は自分本位になれないんだな。そう思うと耳に優しい。

 それほどまでに私は見栄っ張りでうそつきなんだな。そう思うと耳に痛い。

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2007年3月22日 (木)

四日間の奇跡 -浅倉 卓弥

四日間の奇蹟 Book 四日間の奇蹟

著者:浅倉 卓弥
販売元:宝島社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

失礼ながら予想外

 著者、朝倉 卓弥さんの「ライティングデスクの向こう側」という本を人から薦められました。

 その本は文章を書く上での上質の指南本なのですが、その中で、小説の構成を説明するための見本としてこの本が使われています。

 不幸なことに私はその時「四日間の奇跡」は未読で、そして浅はかなことに、そこで説明された内容をみて、読んだ気になっていました。

 

 この間、電車に乗る前に読む本がなくて、本屋で手に取りました。

 意外でした。

 女の子二人と主人公の青春もののような、もっと大甘な話だと思っていました。

 なんて失礼な、なんてもったいないことを。早く読んでいればよかった。

  

 「四日間の奇跡」は甘くありません。誰もがしんどい思いを抱えたまま、それでも優しくただ生きている。

 その人達におこった、それは本当に奇跡としかいいようのないもの。甘くもあって辛くもある。

 奇跡。それ自体は幸せでも不幸でもない。どううけとるかは本人次第。

 それでも。

 彼らにそれがおこったことを、感謝したい。

 そう思える、素敵な奇跡の物語。

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2007年3月17日 (土)

ももんがで(BlogPet)

ももんがで、行動したかったの♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「がんもも」が書きました。

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責任の所在

 人の仕事を管理するとき、いつも頭の片隅にあるのは、「踊る大走査線」の室井管理官。

 「責任をとる。それが私の仕事だ。」と、彼は言っていて、それが管理者の理想の姿だと私は思う。

 だから私が管理する立場のときは、できるだけそういう姿勢であることに努めている。

 逆に管理されている立場のときは、自分の行動の責任の所在が他人にあること。守られていることを自覚しないとな、と思う。

  

 みれていないDVD、できていない部屋の模様替え。やるはずだった試験勉強。

 できなかった責任の所在を一緒にいる人に押し付けてはいけません。

 守られているからといってそれに甘えてぬくぬくしちゃいけません。

 仕事じゃないんだから。

 その責任の所在は自分にあるんだよ、と、ため息をつきながら自分に説教するここ最近。

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2007年3月10日 (土)

私も聖人君子な人の心のうちを書いてます(BlogPet)

殺しのシーンは最後に殺される
これは「夜啼きの森著者:」
岩井志麻子販売元:
角川書店Amazon.co.jpで詳細を確認するほど、私も聖人君子な人の心のうちを書いてます


 小さな頃は恐ろしいことに、他人を批評するのはみな同じ
辛らつに批評するその姿勢をみて、父はそれくらい偉いんだ、と思っています


 近所の話題を批評するのは田舎だから、そういう世界の狭さを嫌悪しなかった?
今くらい感情とか小さい頃から
と、ももんがが言ってたよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「がんもも」が書きました。

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いじめの時間 -江國香織、角田 光代 他

いじめの時間 Book いじめの時間

著者:江国 香織,角田 光代,稲葉 真弓,野中 柊,湯本 香樹実,大岡 玲,柳 美里
販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

どちらももがきくるしんでる

 小学生の頃、クラスの女の子がいじめにあっているらしい、お前たちは何かしていないか、と、母親から言われました。

 晴天の霹靂です。だって彼女は違うグループで、そのグループ内のいざこざなんてしったこっちゃなかった。

 どうやら、件の彼女の母親が教師に訴え、教師が同じグループの母親にたずねた結果、母親たちは積極的に自己防衛に走り、最終的な結論として矛先を私たちにむけた。

 彼女が今のグループでの居心地が悪くなっているのに、私たちは邪険にあつかって一緒に遊んであげない。だから私達のグループが一番悪い、というように。

 なんのこっちゃ。と思いました。一緒に遊びたいというそぶりをみせるだけで、口にしない彼女を積極的に誘うほど、子供は優しくありません。
 いじめられたという彼女の事を好きかといわれると、答えはNoです。でも嫌いかといわれても微妙です。好きではない、がただしい。

 ただ、クラスでグループが3つあったのは確かで、そこからはじきだされた彼女がいじめられている、と悩んでいたのも確かです。本人がいじめられた、と感じていたのなら、やっぱりいじめがあった、というしかないのでしょう。

  

 彼女が書いた日記を、担任の先生が読み上げたことがありました。確かに悩んでいるのが伝わった。でもちょっと自己陶酔に入ってた。

 だから正直、好きじゃない度がましただけだった。

 なのに彼女と同じグループの女の子達はそれを聞いて泣いていて、私にはそれが信じられなかった。

 女子全員が加害者だと彼女の日記は訴えているのに、何故この人達は泣けるのだろうか。
 反省して泣いているのならばともかく、まるで人事のように、彼女がかわいそうだといって何故なける?

 私は私が加害者扱いされていることを自覚し、バツの悪い気分になったというのに。

 

 その後、彼女はもともといたグループに快く受け入れられ、卒業するまですごしていました。

 意地悪な私は今でも思ってます。あの泣いていた女の子達、かわいそうな彼女を再度グループに受け入れた彼女達は、反省したんじゃなく、哀れんでいただけじゃんって。

 哀れむより嫌ったほうがまだましだ。そうも思ってもいましたが。

 

 この本を読んで、たとえ哀れみでも一緒にトイレにいける仲がほしかったんだろうな、と、彼女のことを思い出し、好きにはなれなかった事ではなく何もしなかったことに、ごめんなさいと、思います。

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2007年3月 8日 (木)

日輪の遺産

日輪の遺産 Book 日輪の遺産

著者:浅田 次郎
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

どこまで本当?

 史実を基にした小説、しかも実在の人物が登場してくる小説を読むたびに不思議に思います。

 そのセリフは、どこまで根拠があるのか。

 どの登場人物までが本物か。

 そしてどこまで本当か。

 いくら小説とはいえ、実在の人物を書くにあたって、あんまり嘘八百は書くわけにもいかないだろうに。

 もし嘘八百ならば、ゴシップ記事と同じ。時間軸がずれていれば許されるというわけでもないでしょう。

 

 だから、この「日輪の遺産」も気になる。

 同じく浅田次郎さんの「シェラザード」も史実が元だけど、船の名前等かえているからまだいいだろうに。

 こちらはマッカーサーがでてきちゃってる。そして戦犯になった方々の名前も。

 同じく終戦のごたごたを白州次郎関連の書物でも読んでいたため、余計に気になる。

 それくらい、この小説は真実味がある。おもしろい。

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2007年3月 4日 (日)

花冷え

 花冷えとは、桜が咲く頃に、訪れる寒さのことです。

 春がきたと思って油断すると、いきなり吹いた風は思ったより冷たい。

  

 春がきたと思って油断している私の頭にも

 ささやく声がして、それが私を冷たくさせる。

 本当にそれは春だろうか、と、疑問をなげる。

 

 油断しないように。調子にのらないように。

 この時期は、体調をくずしやすいから気をつけて。

 そういう、警告のための花冷えならばいいのだが。

 

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2007年3月 3日 (土)

とか言ってた(BlogPet)

こないだ、ももんがが
何ヶ国語もチャンプのようにさっさと覚えてしまうトニーさんをにらみつつ、がんばる小栗さんがほほえましくてかわいい。
とか言ってた?

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「がんもも」が書きました。

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夜啼きの森 -岩井志麻子

夜啼きの森 Book 夜啼きの森

著者:岩井 志麻子
販売元:角川書店
Amazon.co.jpで詳細を確認する

全員が病んでいるから気づかない

 あまり認めたくないことだけど、やはり田舎に住む人と都会に住む人の、意識は違います。

 田舎に住む人の最大の関心毎は、ご近所さんの動向です。

 畑の手入れをいついつやったというような些細なことから、結婚毎のような大きな話題まで、ありとあらゆる近所の話題をおかずに、夕ご飯を食べるのが、小さい頃から常でした。

 小さな頃は恐ろしいことに、他人を批評するその姿勢をみて、父はそれくらい偉いんだ、というような誤解までしていました。

 ある時期から、そういう世界の狭さを嫌悪するようになりました。大分たつまでそれがいやでいやでたまらなかった。

 今は単に、情報量の差なんだろうな、と思っています。

 近所のゴシップが芸能人のゴシップにかわっているだけで、噂話がすきなのはみな同じ。辛らつに批評するのは田舎だからではなく、ただの性格。

 そして、それをいやでたまらないと思っても、馬鹿にするほど、私も聖人君子なわけではないことを、もう知ってます。

 

 「夜啼きの森」は、閉鎖的な村に住んでいる、様々な人の心のうちを書いてます。彼らは最後に殺される。これは「津山35人殺し」をモチーフにしたサイドストーリー的な小説です。

 実際の殺しのシーンは最後に少しあるだけです。

 けれど、田舎特有のダークサイドな感情があらわになっていて、そしてその感情は私にもあることがひしひしと感じられて。

 それが嫌で今一人暮らしをしている私にとっては、何より恐ろしいホラー小説でした。

 私の大嫌いな思想が、私の中にもあることを、自分で知っている。よそ様と自分を比べては自分の位置を確認する。一生懸命理性で抑えてはいるけれど、瞬間的に感じてしまう。

 それを再確認してため息をつきました。

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2007年3月 1日 (木)

チャンプ

チャンプ DVD チャンプ

販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日:2002/08/09
Amazon.co.jpで詳細を確認する

名作「キッド」といい勝負

 チャンプ。泣ける映画という事は知っていました。感動ものだということも。

 子供がでてくる映画はちょっと卑怯です。それだけで泣いちゃう。

 とはいえ、よもやラスト10分だけでなくとは思いませんでした。

 

 短大に設置されてたビデオライブラリーでTV録画されてた映画をみていたときでした。

映画が終わったらいきなり、このチャンプが流れました。

どうも残りのテープの部分に残っていたようです。

それは最後、チャンプが一生懸命戦っているラストシーン。

泣きながら「チャンプ!」と叫ぶ男の子と必死のチャンプをみているだけでじわじわ涙腺がゆるみ、5分後には涙をながしてみてました。

やっぱり、子供ものは卑怯です。なんとなく悔しい。 

 

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