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2007年3月22日 (木)

四日間の奇跡 -浅倉 卓弥

四日間の奇蹟 Book 四日間の奇蹟

著者:浅倉 卓弥
販売元:宝島社
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失礼ながら予想外

 著者、朝倉 卓弥さんの「ライティングデスクの向こう側」という本を人から薦められました。

 その本は文章を書く上での上質の指南本なのですが、その中で、小説の構成を説明するための見本としてこの本が使われています。

 不幸なことに私はその時「四日間の奇跡」は未読で、そして浅はかなことに、そこで説明された内容をみて、読んだ気になっていました。

 

 この間、電車に乗る前に読む本がなくて、本屋で手に取りました。

 意外でした。

 女の子二人と主人公の青春もののような、もっと大甘な話だと思っていました。

 なんて失礼な、なんてもったいないことを。早く読んでいればよかった。

  

 「四日間の奇跡」は甘くありません。誰もがしんどい思いを抱えたまま、それでも優しくただ生きている。

 その人達におこった、それは本当に奇跡としかいいようのないもの。甘くもあって辛くもある。

 奇跡。それ自体は幸せでも不幸でもない。どううけとるかは本人次第。

 それでも。

 彼らにそれがおこったことを、感謝したい。

 そう思える、素敵な奇跡の物語。

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「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

ももんがさん

世界は奇跡に満ちている・・・と書いたのは、故・武満徹氏。現代音楽で世界に名を成した独学の作曲家の言葉です。

年齢を重ねるにつれて、そのコトバの意味合いが深まってきました。

ミラクルは誰にも訪れる。それに気づくかどうかはその人次第であるにせよ。

投稿: チャーリー | 2007年3月25日 (日) 01時28分

>チャーリーさんへ
いつもコメントありがとうございます。
 世界は、奇跡に満ちている。
似たような言葉を思い出しました。誰の言葉かは忘れましたが。
 世界は、不思議にみちている。
 今、ここで、ブログを書いているという事実そのものだって、それこそ奇跡のような確率なのだと思うと、世の中は奇跡だらけで不思議なことばかりで、そう思うと、やっぱり、人生は楽しいです。
 私も年齢を重ねてしまったのでしょうかw。

投稿: ももんが | 2007年3月25日 (日) 10時40分

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