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2007年8月22日 (水)

エロティシズム12幻想

エロティシズム12幻想 (講談社文庫)

エロティシズム12幻想 (講談社文庫)

著者:津原 泰水

エロティシズム12幻想 (講談社文庫)

どの幻想にエロティシズムを感じるか...

 エロ、と略すと、スケベったらしいのに、エロティシズム、と言うと退廃的な雰囲気を感じるのは何故だろう。

 ということはさておき。

 エロティシズムを感じるポイントは人それぞれだと思います。

 飲みの席でどんな異性がやっても「ドキッとする仕草」「ドキッとする格好」は何か、という話をしていたとき。

 男の人全員がみとめた仕草は女の人が「うなじがみえるように髪の毛をまとめてるところ」で、

 格好はダントツで「だぶだぶの男物着た格好」でした。

 けれど女の人の意見はさまざま。

 「ドアを片手でおさえてる」「バックするために助手席に片手をおいて後ろをみる」「髪の毛を両手で一気にかきあげる」等々。

 格好にいたっては、該当なしでした。

 男の人より、女の人のほうが、幻想の種類は多いのかもしれないです。

 

 「エロティシズム12幻想」。

 エロティシズムではなく、エロを期待して読むとつまらないと思います。

 これはあくまで幻想小説の短編集。その幻想の質はどれも上質。

 どれにエロティシズムを感じるかは人それぞれでしょう。

 私自身は、有栖川有栖さん、菅浩江さん、皆川ゆかさん、の短編を面白くよみました。が、エロティシズムを感じたのといわれたら、どうだろう。菅浩江さんかな。

 

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コメント

ももんがさん

エロ、エロティシズム・・・そしてエロス。

最近、故アントニオーニの遺作となった「愛の神、エロス」(原題:エロス)を観て、エロスの多様性を感じました。

生命の原動力を、エロスには感じます。エロティシズムには技巧を、エロには劣情を感じます。言葉に含まれる情報はかなり正確ですね。

投稿: チャーリー | 2007年8月23日 (木) 03時43分

チャーリーさん

 エロス、というとそのまま生命力を感じるのは、神の名前だからでしょうか。
 言葉のもつニュアンスって大事ですよね。
 「愛の神、エロス」は観ていないのですが、チャーリーさんのブログで気にはなってました。
 チェックいれないと。

投稿: ももんが | 2007年8月24日 (金) 06時25分

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