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2007年12月18日 (火)

贅沢な恋人たち -村上 龍 他

贅沢な恋人たち (幻冬舎文庫)

贅沢な恋人たち (幻冬舎文庫)

著者:村上 龍

それぞれの選んだホテルに個性がでてる

 森 瑶子さんの「ホテル・ストーリー」が好きでした。

 各国のホテルでくりひろげられる男女の世界。とてもゴージャスで、けれど、そのホテルの中ならばおきそうな出来事。

 この「贅沢な~」シリーズは森瑶子さんの話が最初にあり、そこから企画があり、作られた、というような話をどこかで聞いた気がします。違うかもしれませんが。

 村上龍、山田詠美、林真理子。大好きな作家さんたちの短編集はそれだけでお得感満載なのに、同じテーマでそれぞれの素材で。

 個人的に好きなのは、森瑶子さんの「東京ステーションホテル」と藤堂志津子さんの「乾いた雨」です。

 どちらも女の人が一人。ラストは全くちがうけれど、どちらも惑い、どちらも決断するところは同じ。

 どちらの主人公を、自分が望んでいるのかはわからない。けれど「東京ステーションホテル」と「ハイアット・リージェンシー」には泊まってみたくなりました。

 贅沢な恋人たちになりたいわけではなく、ただの「ごっこ」遊び。

 贅沢すぎてとてもできませんが。

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コメント

チャーリーもホテルに“凝ってた”一時期がありました。リッチマンだった頃、ではなく背伸びして大人に憧れてた頃のことです。

一番の思い出は、パークハイヤットホテルのスイートを一人で泊まったこと。十万円以上のお金をなんで一晩で使ってしまったのか?今でも不思議です。がひとつだけ思い当たりました。

人生で一番逆境だと思えた時に、人生で一番の至福と思えた時のホテルを選んで泊まったんですね。

生き直そうと思ったから、その決意に大枚叩いたということでしょうか・・・。十年以上前のことでしたが、その後、ソフィア・コッポラが「ロスト・イン・トランスレーション」の舞台にした時には、懐かしい思い出の場所になっていました。

そんなことを思い出させてくれて、ありがとう。

投稿: チャーリー | 2007年12月21日 (金) 00時59分

チャーリーさんへ
 
 スイートに一人! しかも理由と後日談も含めて、なんて、いい思い出なんでしょう!

 あまり旅行しない私にはホテルは出張以外、ほんとに縁がありません。
 チャーリーさんのように、連想のように思い出される思い出がない分、大人なくせに憧れだけがたまりまくってますw。
 

投稿: ももんが | 2007年12月23日 (日) 00時25分

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