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2008年1月17日 (木)

空のオルガン -竹坂 かほり

空のオルガン 1 (1) (HMB T 3-1)

空のオルガン 1 (1) (HMB T 3-1)

著者:竹坂 かほり

全編に美しい音楽が降っている

 中学生の頃買っていた「ぶ~け」は、今思うと、大変魅力的な少女漫画雑誌でした。

 恋愛ものもなくはないけど、それ以上に、ドラマ性の高い話ばかりが揃っていました。

 SFあり、自分探しあり、寓話あり、ホラーあり。

 あの頃、連載されていた話を今でも読み返したくて古本屋で探したりしています。

  

 「空のオルガン」も、その一つです。

 舞台は昭和初期。教会の、パイプオルガンの音に魅せられている主人公。

 目の見えない妹。療養所にいる友人。片言で話す牧師さん。ロシア文学を勉強する兄と、優しい父と母。

 軍人の勢いがましてくる世の中で、いつでも誠実に生きることを願ってる。

 主人公が感じる気持ちは少しキリスト教の教えに近い。全体的に宗教じみていると感じる人も多いでしょうが、だからなんだ、といいたくなるほどに、どの話も心に響く。

 それこそパイプオルガンの音のように、残響がいつまでも続き、しらずしらずに心に残る。

 だからこそ、何年もかけて古本屋で探し続け、昨年ようやく全巻そろえました。

 それなのに、有頂天になったのも年末まででした。ある日本屋で、文庫化されたものが平積みされていました。

 どうせならもっとはやく...。と嘆きつつ。文庫版を買いなおそうか、現在悩み中です。

 きっと、文庫版がなくなるころに欲しくなって買うことでしょう。 

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コメント

絶版のマンガなどを古本屋で見つけたときの感覚。
有頂天・・・、気持ちわかります(^^

文庫本の存在はショックでしょうが、オリジナルを持っている優越感があったりしますけどね。思い入れの度合いにもよりますが・・・

思い入れの深いものは、敢えてオリジナルを探したこともあります(^^;

投稿: みはりや | 2008年1月18日 (金) 00時05分

みはりやさんへ

古本屋めぐりは、わくわくしちゃいますよーw。
みはりやさんもそうなんですね。

オリジナルを敢えてゲットしたい気持ちもすごくわかります。
私も以前はオリジナル派でしたが、アパートの場所ふさぎで、最近は文庫派です。

投稿: ももんが | 2008年1月21日 (月) 23時17分

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