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2008年1月26日 (土)

大寒

 油断していたら、ここ一週間ほど、あっけにとられるほど、寒い日々。

 大寒、なんて、脅されるような季節の名前がついているだけ、ある。やっぱり昔の人は偉大だ、と思う。この寒さにも、あきらめもつく。

 

 目の前にいるこの人が、愛しい眼を声を私にむける。つないだこの手に力が入る。そういうことを、かすかに願っている自分がいる。

 心のどこかで期待する、期待した分だけ、悲しくなる。

 失恋はつらくない。認めてないからつらいのだ。

 

 そのことを認めよう。

 認めて、だから相手の手をはなしてみる。

 手を放してはじめて気づく。相手の歩調はゆるやかで、私にあわせてくれてたことを。

 

  

 東京だから、なんて油断していたら、見事に雪がふった。しかも、ぼたん雪。

 寒い最中にだけ降るこの雪はやさしく空気をはらんでて、思いもかけずにあたたかい。

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