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2009年4月17日 (金)

夜は短し歩けよ乙女 -森見 登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

著者:森見 登美彦

夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

黒髪の乙女はいつも愛らしい

 森見さんの書かれる京都、そして大学はいつもいつも魅力的だ。

 「こうあってほしい」と思う京都の、春の夜、夏の夕暮れ、冬の木枯らし。

 「こうでなくっちゃ」とわくわくするような、はちゃめちゃなコンパ、妖しいサークル、学園祭。

 そんななかを、黒髪の乙女は勇敢にてくてく歩き、軟弱かつ硬派な主人公はいつもの森見節で妄想をかます。

 古風なタイトル、古風な文体にまどわされてはならない、だまされちゃいかん、と思いつつ、はまってしまう。

 それにしても、パンとご飯、どちらを選ぶか? の問いに、「ビスコを食べればいいのです!」、なんて、きっぱり答えるような黒髪の乙女。

 こんな女の子がいたら、私だって、あんまりキュートで抱きしめてしまう。

 森実さんはわかってる。こういう女の子こそ、「萌え」の対象だ。

 メイド服で「ご主人様」なんて言われるよりもずっと。

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2009年4月14日 (火)

船を建てる -鈴木 志保

船を建てる 上 (1)

船を建てる 上 (1)

著者:鈴木 志保

船を建てる 上 (1)

一読ではもったいない

 「ぶーけ」という雑誌に連載されていた、この漫画。

 連載当時は、さっぱりわからなかった。

 哲学的というにはあまりにカッコいい。でも、そのカッコよさのお陰で深く考えずに、さらっと読んでいた。

 気になりだしたのは、何年もたってから。

 コーヒーと煙草という名の、二匹のアシカの会話が妙に心に残っていて、単行本をさがしてみたものの、絶版でした。

 気になって気になっていたら、最近、この復刻版をみつけて即決で買いです。大人ってすばらしい。

 

 再読して。でもやっぱり難しい。

 子供の頃と違って、意味を考えてしまう分だけ、おそらくもっと難しい。

 ささいな問題提起や、言葉の意味や、ラストのオチを考えてしまう。考えながら、でも、思う。

 誰かがそばにいるって幸せなことなんだと。

 一話完結の、この話はそれぞれ全く違うのに、何故だかそういう読後感。

 きっと何度も読むでしょう。

 読んであきても、きっと捨てられず、ずっととっておく。

 コーヒーと煙草に会うために。

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はや一年

 しばらくお休みと、思っているうちに、あっという間に一年たってました。

 一日一日は長いのに、一年はなんて早いのでしょう。何もしていない気分であせります。

 とりあえず。

 毎日書く習慣をまたつけるところからはじめないと。

 

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