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2009年5月14日 (木)

いぬのえいが

Movie / いぬのえいがプレミアム・エディション

最後の話は卑怯なほどあたたかい

 ものごころついた頃に飼っていた犬は二匹。

 一匹は凶暴で、祖父以外にはなつかなかった。

 一匹は滅多に散歩には連れて行かず、時折、父が鎖を外してあげると、半日はあちこち遊んで飛び回っていた。

 その次の犬は散歩ぎらい。散歩に行こうとすると、降参のポーズで拒否をした。

  

 そんな事を、この映画をみると、つらつらと思い出す。

 オムニバス形式で、きちんとストーリーがあるのに、頭の中ではストーリーと平行して自分自身の犬との思い出が流れていく。

 ペットを飼った人ならば。それがたとえ犬でなくとも、きっと同じ気持ちになるはず。

 

 今、実家には、白内障を病んでいる犬と、フィラリアになってしまった犬がいる。

 彼らは、それでも帰省するたび、尻尾をふってとびついてくる。嬉しいを全身で表現するその姿。

 それを思い出して、泣く日はきっとくるだろう。

 それでもきっと、「もうペットは飼わない」とは思わない。

 泣きながら、「飼わなければよかった」と思うことが絶対ないのと同じだもの。

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