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2013年7月25日 (木)

Heaven? -佐々木倫子

このオーナーの性格がすべてだよね

「動物のお医者さん」しかり、「おたんこナース」しかり、そしてこの本も。

 佐々木さんのマンガは 大抵わがままな人がいて、それをなだめる人がいて、皆がどっぷりマイペース。

 でもあきない。ここちよい。

 佐々木さんの書く話はいつも、無駄な恋愛感情がなく、さっぱりすっきり読める稀有なものが多い。

 

 この話の舞台はレストラン。
 いろんなお客もいて、出来事があって、それを凌駕するオーナーのわがままに、プチ主人公が、なんとなくふりまわされる。
 諦観という言葉を背負うのがぴったりなプチ主人公をみていると、世の中には役割というものがあってしまうのだなあ、と、しみじみ私も諦観してしまう。

 

 しかし、日常、あまり、というか、ほとんどフレンチを食べに行く、という機会がありません。そして特別な理由がない限り、積極的に行こうとも思いません。
 みんな、そんなものだと思っていたのですが、このマンガを読む限り、人は割と気軽にフランス料理に足を運ぶみたいです。

 お財布と相談しないと入れない場所、と感じるのはもう古いのか、それとも皆、金持ちなのか、ちょっと謎。
 

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2013年7月21日 (日)

静かの海

 山育ちなので、海はずっと憧れだった。だからずっと、海は海というだけで素晴らしく、どんな海だって構わなかった。
 
 今は違う。

 泳ぎに行きたい、と思う時、頭に広がる海はあざやかな青。少し高めの波から顔を出すと三方は山にかこまれて緑が広がる。
 
 日常、目にする海はどこまでも小石がしきつめられた海岸で、深い深い青色が私を安心させる。

 でも、海、と言われて思い出す海は、白い砂浜とところどころに見える岩、それを穏やかに洗う波、グリーンの海だ。
 懐かしい思い出を象徴する記念碑のようなもの。私にとっての静かな海。
 実家からみえる、南アルプスのようなものだ。ただ、懐かしい。
 
 どれもが手放しがたく、どれもが私の大事な海だ。
 それはおそらく、ひどく幸せな事なのだろう。

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