2011年10月22日 (土)

LOST

LOST ファイナル・シーズン COMPLETE BOX [DVD]
何回かみないと混乱する

 「24」以降、久しぶりに海外TVドラマシリーズにはまりました。
 
 島に不時着した飛行機、生き残った乗客、そこで起こる不思議な出来事の数々。
 
 シロクマや煙のような怪物が現れる。車いすの人が歩けるようになる。島の元住民と不思議な建物。
 
 最初は謎が謎をよんでいて、それが面白くてわくわくしました。
 
 でも、新たな住民、新たな展開。謎が増えるにつれ、だんだん、かつて起こった謎が全く解明されていない事にきづきました。もしくは、大きかったはずの謎がたわいもない事とされる。
 
 不可解だ。でもやめられない。
 
 新しい謎が魅力的すぎて、やっぱり続きが気になってしまう。
 
 
 
 第6で全シリーズです。今、第5シーズンまでみました。もちろん最後まで観るつもりです。

 ささいな事などどうでもいい。少しでも今ある謎が解明されるなら、やっぱり観ずにはいられない。

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2011年10月17日 (月)

からくり侍セッシャー1

DVD からくり侍 セッシャー1 初回限定特別版DVD−BOX

販売元:ポニーキャニオン
発売日:2011/12/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

YouTube からくり侍 セッシャー1 第一話 動画

テーマ曲がまたはまる

 友人から教えてもらって、はまりました。
 
 これは静岡テレビでやっていたヒーロードラマ。残念な事にこの間、最終回だったようですが、Youtubeでは観る事ができる。というか、静岡県民ではないのでYoutubeでしかみられない。
 
 からくり侍セッシャー1は、江戸静岡説を唱えるお茶目な教授?が作った、からくりで動き、携帯電話を電源とするヒーローで、基本的に教授を守るのが指名。
 
 でもなかなか悪者がいないので、商店街でバイトをしたりもする。
 
 この時点で、ヒーロー物といいつつ、ターゲット層が大人であるのがありありとわかる。
 
 教授のすべりっぷりや、教授の弟子のへたれっぷり、娘の傍若無人っぷりは、マニアな大人の笑いのツボだもの。
  

 でも、ちゃんと悪役もいる。
 
 商店街を起点に地球侵略をたくらんでいるスプラッシュ星人なるものがいて、結果的にそいつと戦う事が多い。
 
 で、この戦い、駿河区商店街の、実際にある一店舗がいつも舞台で、実際の従業員さんが演技もしてる。
 
 この時点で、駿河区商店街の地域貢献度マックス。
 
 地元がテレビにでてる、知り合いがテレビにでている、なんていったら、確実にみたくなるし。
 行ったことないお店でも、雰囲気がわかるから行ってみようとも思う。
 
 
 
 中途半端な予算で大手民放がつくるようなドラマにせず、ターゲットと基本コンセプトだけしっかりみすえて、思いっきりローカルにしてしまった所がすばらしいと思う。
 
 と、真面目に考えたりもするけれど。
 
 
 でも、やっぱりこのドラマの魅力は、話のくだらなさが突き抜けてるところ、思いっきりすべっているところ、ディラン効果満載のテーマソングかなあ...。
 くだらなすぎて、本当に素敵。セッシャー1、万歳!

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2011年10月 5日 (水)

プレシャス

プレシャス [DVD]
負けないということ
 
 プレシャスとは、宝物という意味。主人公の女の子の名前です。
 
 デブで大柄な彼女は妊娠のおかげで中学校を退学になりました。妊娠したのは父からレイプされたからです。
 
 生活保護をあてにしている母親はTVばかりをみる生活で、彼女を馬鹿だとののしるだけ。父親を奪ったとののしるだけ。彼女に家事もやらせる始末です。
 
 彼女は、日々、辛いことがあると想像の世界へ逃げ込んでました。アメリとは違う、必要に迫られた想像の世界は明るすぎて、切ないくらい。
 
 
 そんな彼女が、フリースクールに通い始めてから強くなる。
 
 クラスメートとはじめて手をつなぐ。文字を覚え、日記を書くようになる。
 
 守ろうとしてくれる教師と、いつのまにかできていた仲間と。
 
 そういう些細な事が実は決して些細な事ではなく、誇りにつながる重要なものなんだという事が、すごく実感できる。

 彼女は子供を生み、家を出る。最後はお母さんの事を理解し許そうとまでする。
  
 過酷な生活環境が一転してよくなるようなラストではないけれど、彼女ならば大丈夫。そう思える強さを感じる彼女が本当に魅力的。
 
 テーマの重さの割には暗い感じはしないのに、最初から最後まで涙がにじんでしまう。
 
 この映画は「いい映画だった」という表現が一番あっている。

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2011年9月24日 (土)

告白

告白 【DVD特別価格版】 [DVD]
原作を読んでもなおすばらしい

 名女優とよばれる方々の中には、しぐさは完璧なのになぜかセリフが棒読みに感じる人たちがいます。
 
 私にとって松たか子さんは、その一人です。
 
 けれど、その棒読みに聞こえるセリフまわしが、この映画では大変ひびきました。
 
 ある決意を胸に、感情を全て消している。抑えている。そんな役柄に彼女の語り口調はぴったりで、そしてその分、言葉がない動作での演技部分がとてもすばらしかった。
 
 
 告白は、何人かの目線で一つの事件が語られる。
 
 松さんはキーマンですが、最初の教室での長台詞。彼女のセリフで、皆の一挙一動が変わる。それでも彼女は淡々と話す。
 まるで良質な舞台劇をみているようだった。
 
 また、別のシーンで、雪の中、彼女は嗚咽をこらえて歩く。彼女の気持ちはみているこちらもわからない。そしてわからなくていいのだ。
 きっと松さんが演じた教師自身、複数の感情が入り混じって、わからなくなっていたに違いない。
 それが言葉なしなのにわかる。
 
 そしてラスト。ある生徒に浴びせる容赦ない言葉。少し微笑みを浮かべて話すような易しい話し方に、心の底から震えてしまう。
 
 
 湊かなえさんの原作も、映画の後に読みました。「藪の中」形式の文章で、大変面白かった。
 けれど原作ではない、映画の方を、私は勧めてしまいたくなる。
 
 この映画、松たか子さんをみる為だけに何度も観てもいい。そう思ってしまうほど、彼女の演技はすごくて、そして面白かったから。

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2011年9月20日 (火)

ソーシャル・ネットワーク

ソーシャル・ネットワーク 【デラックス・コレクターズ・エディション】(2枚組) [DVD]
天才であるがゆえ

 facebookに参加して、他の人のプロフィールをみて、思いました。
 
 「これはリア充の人がやるものだ」
 
 2chほどではないけれど、mixiは匿名性を保ったまま、こそっと友達とやりとりをする。または仲間を作りもする。
 
 けれど、facebookは今までの経歴をさらしてこそ意味がある。そんなイメージをうけました。

 私のように、自信のない経歴を持つ人や、今とは違う自分を知る人に会いたくない、なんて過去を持つ人にはちょいとむかない。
 
 その後参加したgoogle+も同様な気がします。
 

 だから、作った人がそもそもリア充なのだろう、と思っていました。自分の経歴に誇りをもつ、明るく前向きな人なのだろうと。
 
 違いました。

 創設者のマーク・ザッカーバークは確かに経歴はハーバード大。でも、明るくも、前向きでもありませんでした。むしろプライド高い皮肉屋で、人を上から見下げるタイプ。
 
 ただ、間違ってない。
 
 そもそものfacebookが「女の子と知り合いたい」という素敵にくだらない、でも皆が本気で願う事を目的としているところも。
 
 彼相手に訴訟を起こした相手に対し、「負けたことがないから悔しいんだ」と評するところも。

 親友が会社でどなる際に、言い訳をほとんどしていないところも。
 
 彼はいつも決して間違ってはいないのだ。 引き起こした結果は間違っているにせよ。
 
  
 新人弁護士がマークに話しかけるラスト。
 
 「あなたは悪い人じゃないわ、そう振舞っているだけ。」
 
 マークは席につきながら、facebookのとある人のプロフィールページをみて申請しようか迷っていた。
  
 それをみて、私はある友人を思い出す。
 
 頭がよくて、自分勝手で、他人の意見を聞かず、好きな子には猪突猛進で誤解をうけていた友人。彼は、でも、心を許した相手には本当に素敵な笑顔で話しかけていた。本当に、なんでもした。
 
 彼も、マークもおそらく同じ。
 
 性格の不器用さを頭脳でカバーできてしまった人たちだ。

 
 元気かな。笑ってくれているといいな。そう思う。

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2011年9月13日 (火)

クライング・ゲーム

◆現品限り◆【中古】【洋画DVD】クライング・ゲーム※吹替なし/スティーヴン・レイ/Le948[レンタル落ち]【メール便OK】
ヒロインが妖しい魅力なのは当たり前

 「クライング・ゲーム」という名前を知ったのは、この映画より曲名としてでした。
 
 ラジオでボーイ・ジョージが歌っていました。古い曲のカバーだという事、そして、この曲と同名の映画のサントラとして使われている事を知りました。
 
 当時はカルチャークラブの勢いは全くなかったといえど、かつてカルチャークラブに心底のめりこんだ一ファンとしては、ボーイ・ジョージつながりのものは何でも気になる。
 
 だからずっと、日本にこの映画が来るのをわくわくして待ちました。しかも「ぴあ」で、尊敬する淀川さんが褒めていたからなおの事です。

 
 そのせいで、実際に見たときに少しがっかりしたのは仕方ない。秀作だったけれども、期待が大きすぎたから。

 
 この映画は、友情映画。そして恋愛映画。
 IRAに捕まったイギリス軍傭兵の黒人は、見張りの男にしつこく話しかける。

 逃げる為の糸口なのかもしれないけれど、その話し方が本当に人懐っこい。必死というよりかわいらしい。
 
 見張りの男も冷たくなりきれない人で、いつの間にか彼と仲良くなり、情が移り、ついには黒人の彼女にメッセージを渡す約束をさせられてしまう。
 
 その黒人さんの、彼女を思い出すように自慢する口ぶりが、本当に色気がある。目隠しされているからだろうか。口元だけで、彼が彼女を思うだけで幸せになっているのが本当にわかる。
 
 見張りの男は、その後、その彼女に会うのだけど、ただ会うのじゃなくて、とりあえず彼女のお店へ、客として髪を切りに行く。

 客として会った時点で、もう彼女を好きになってしまっているのが、よくわかる。 目だった会話も、大げさな視線も向けてないのに。

 
 この映画にはある秘密というか、どんでん返しがあって、公開当時は確かに驚いたのだけど、今となってはそれはあんまり重要じゃない。
 でもその秘密をとりのぞいても、この映画は素敵だ。むしろ、そんなこと、重要じゃないと思う今の方が、素敵に感じるかもしれない。

 思想も恋愛も友情も。
 頭で考えているものは、感情には決して勝てないものなのだ。

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2011年9月 9日 (金)

我が人生最悪の時 ― 私立探偵 濱マイク シリーズ 第一弾

我が人生最悪の時 ― 私立探偵 濱マイク シリーズ 第一弾 [DVD]
第一弾だけモノクロです

 「探偵はBARにいる」の予告編をTVでみてたら思い出しました。
 
雰囲気のある場面、小物たち、魅力的なキャスト、これは多分面白い!と思いつつ、ふと思い出したのが、この「私立探偵 濱マイク」シリーズです。
 

 はじめて観たのは仕事についたばかりの時でしょうか、シリーズ物だとは知らずにパッケージで選んでレンタルビデオでチョイスしました。
 
 横浜の、しかも実際にある映画館の2階に住んでる私立探偵、濱マイク。
 
 そのシチュエーションだけで、すでに私のツボだというのに、出てくる俳優さん達が主演の永瀬正敏さんはかっこいいし、タクシー運転手の南ちゃんはかわいく面白いし、悪者役の佐野四郎さんは迫力あってこれまたかっこいい。

 名前の由来は「探偵マイク・ハマー」。タイトルの由来は「我等の生涯の最良の年」。そんなところもまたお茶目で、それがわかるとまた楽しい。
 
 少し異国めいた横浜の風景と、マイクのかっこよさがまたぴったりあっていて。

 横浜は私にとって「濱マイク」が住む町になりました。

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2011年6月25日 (土)

ねこタクシー

映画版 ねこタクシー DVD
御子神さんがあいらしすぎる

 動物を題材にした作品、特に「文部省推薦」の香りがするものは、どうもあざとい気がして観るのに躊躇することが多いです。

 このねこタクシーもそうかな、と、借りる時に少し思いましたが、そうでもありませんでした、よかった。

  

 これはあくまで「タクシー」の話。タクシーの運転手さんが、「御子神さん」という名の猫と一緒にすごそうと、頑張る話。

 少し無気力感ただよう主人公が、「御子神さん」に出会ってから、決してメキメキではなく、少しずつ、本当に少しずつ瞳に力が入り、根性がでてきて、元気になってゆく姿が、とてもみていて気持ちがいい。

 「御子神さん」が何をするわけではない。御子神さんはただタクシーで気持ちよくすごしているだけなのも、とてもよい。

  

 お客に猫アレルギーがいたら、とか、洋服に毛がつくよ、とかは、考えちゃいけない。
 
 これはあくまでおとぎ話。でも、もしかしたら、本当にあるかもしれない、と、思わせるたぐいの、優しいおとぎ話なのだ。

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2011年6月16日 (木)

髪結いの亭主

髪結いの亭主 デジタル・リマスター版 [DVD]
「髪結い」という名称もまた色っぽい

  高校生の時だっただろうか。

 「ぴあ」で大々的にとりあげられていて、気になって観ました。

 そして、当時はさっぱりわからなかった。
 

 これは、「髪結いの旦那」になりたくてなった男とその妻の話。

 主人公の男の願いは、私からみたら軟弱そのものだったし、妻がラストに行う行動の理由もイマイチ理解できなかった。

 なのに、なぜだろう。 この映画の監督、パトリス・ルコントの作品はこれ以降、なぜか気になって観てしまっている。

 幸せを、閉じ込めてしまいたい。

 今の幸せを信じ続けるのが怖くて仕方ない。

 この監督の映画はどれもそんな贅沢にも不幸にも感じる気持ちが入っている。

 

 髪結いの亭主の最後の最後。

 全く理解できなかったはずなのに男がダンスのステップを踏むシーンだけは、なぜか共感した。

 それはとても幸福そうに、みえた。

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2011年6月10日 (金)

未知との遭遇

未知との遭遇 スペシャル・エディション [Blu-ray]
今更ですが...

 E.T.を最初にみてしまったせいか、あのメロディは知っているくせに、この映画を今までまともにみていませんでした。

 ツタヤの名作シリーズにならんでいたので、ようやく観ました。

 観たことある人にとっては、本当に今更なんでしょうが。

 なんて美しい映画なんだろう。

 聴覚で、視覚でうったえるメッセージ。 招待された人々の衝動的な行動と、招待されなかった人々のきわめて現実的な対応。

 招待されていないことをみとめる科学者と、みとめられない政府の人。

 でも全ての人がうっとりとしてしまうあのラストの、美しい音のやりとり、あの宇宙人との交流シーン。

 

 ちなみに。

 最初に不思議ありき。現実をはさんで、最後はやはり不思議で終わる。

 他の小説でもよくみられるこの作り。この映画が元ネタなんだろうか。それだけが、ちょっと疑問。

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